夜明けのスッテンコロリン ➖phooのレポート入院➖

レポーターのphooです。 僕がお母さんの服にくっつけておいたヒゲの特派員から報告が入りました。 お母さんは左大腿骨転子部骨折で入院しましたーと。 手術は7月18日。 何故すぐに手術をしないかというと、以前発症した脳梗塞の再発防止のために、 血液サラ…

夜明けのスッテンコロリン ➖phooのレポート 救急車➖

レポーターのphooです。行儀が悪いというか、変な格好してますが、 7月12日木曜日の夜明けに、お母さんは転倒してこんな風に左足をいためました。 最初はそれほど痛くなかったようです。 とにかく病院に行くにもまだ早過ぎると、お母さんはベッドに腰掛けて…

夜明けのスッテンコロリン ➖phooのレポート はじまり➖

phooです。 毎日 暑い日が続いてるにゃん。 そして僕は今、とっても悲しくて寂しくて、毎日鳴いて暮らしてるにゃん。 チョット痩せたニャー。 それは去る7月12日木曜日の夜明けに起こった事故が原因で、 僕はその一部始終を見ていたので、ここにレポートした…

手作りの贈り物 2

3年半ほど前に脳梗塞を発症し、左半身麻痺の後遺症で2級の身体障害者になる前は、割合手先が器用な方でした。 編み物、洋裁、織物、彫金、皮工芸、ホビンレースなど、モノになったものやならなかったもの様々ですが、習い事に夢中でした。 身体が不自由にな…

手作りの贈り物

今朝、デイサービスに向かう送迎バスの中で、窓際に座っていたSさんから、入り口近くに座った私に、何かが届けられました。 Sさんはデイサービス利用者の中でも最高齢者の三本の指に入る女性です。来年は100歳になられるとか。ん? たしか3、4年前に94歳だと…

最強のふたり

デイサービスで知り合って仲良くなったMさんとは、もし病気になっていなかったら知り合うこともなかったし、そしてたぶんこんなに親しくなる事もなかっただろうと思います。 初めて会ったのは3年前、運転手と助手の他に6〜8人位が乗る デイサービスの送迎車…

MeToo

セクハラ関連のニュースが後を絶ちません。 財務省で「MeToo」の抗議プラカードを持った野党議員を見て、「セクハラとは縁がなさそうな面々だが」みたいなことを言った議員がいましたが、あれはどういう意味で言ったのでしょう? まさか女性議員たちがブスだ…

ねこのねごと

「猫を飼ってみたら?」と勧めてくれたのは、 脳梗塞の後遺症で入院していたリハビリ病院の療法士の先生でした。 実は脳梗塞を発症する1ヶ月ほど前に、一緒に暮らしていた猫を亡くしたばかりで、 そのときの悲しさからもう猫は飼うまいと決意したつもりでし…

腰痛余話

私の腰痛は完全に治っていますが、そのスピンオフを。 先月のことになります。 まだ腰痛が治らず、痛み止めを飲みながら通所リハビリに通い、疑心暗鬼のままで鬼の施術を受けていた頃のことです。 新しいリハビリ患者が入ってきました。まだ40歳半ばの男性…

春の憂鬱

デイサービス施設の中庭で、スミレが暖かな陽射しを浴びて咲いているのを見つけました。 桜が咲いて、やがて散るころになると、私は小学生の頃を思い出します。 60年も前のことです。クラスのみんなから『ちび・でぶ・のっぽ』と呼ばれていた仲良しトリオの…

腰痛のその後

(デイサービスのマシーン) 前回、腰痛で困っていることなどを愚痴りました。 その後どうなったか? まずリハビリのH先生に謝ります。(先生はこのブログ知らないんだけど) リハビリを休むと連絡した時、先生が電話口に出てきて、 「迎えに行くから、出てきて…

腰痛雑記

月に2回くらいのペースでブログを更新する予定が、今月は無理なようです。 原因は『腰痛』 もう10日以上デイサービスもリハビリも休んでいます。 最初は痛い理由が分からず不安でした。転んだのでも(骨折)、打つけたのでも(打撲)ないし、なんとか狭窄症とい…

悲しきDNA

脳梗塞の後遺症で歩行には杖をついていますが、ふだん自宅の中では壁や柱をつたったりビッコをひいて歩いています。ときどき夜トイレに起きると、リビングの明かりを背にして歩く自分のシルエットにハッとします。とっくに亡くなっている祖母と、あまりにも…

ガキの使いやねん

今年の初めに目標を二つ掲げました。 ひとつは、今年こそ貯金します! ふたつ目は、自分で買い物に出かけます! 貯金と買い物…一見矛盾しているようですが、実は深い理由があるのです。それは… 私は3年余り前に発症した脳梗塞の後遺症で、左半身麻痺の身体障…

お正月。何がめでたい

今年も残りわずかとなりました。で、何か? 今日も予定通りリハビリに行って来ましたが、仲間の通所者さん達もいつも通りで、帰る時には形ばかりに「良いお年を!」と言い合ってから「また来週ね!」と別れました。 お正月といっても、デイサービスやリハビ…

ムジナの靴とクメール語

中学から高校に上がるくらいの頃、人生を変えるような本と出会いました。 『ヨーロッパ退屈日記』(昭和40年)という伊丹十三のエッセイ集です。当時の伊丹氏は一三の名前だったと思います。 地方の小さな町に住んでいた田舎っぺの文学好きの少女は、宮沢賢治…

達人たち

(デイサービス裏庭の農園) 週2日、デイケアサービスに通っています。ここでは利用者が、自分でその日1日のスケジュールを決め、できる限り自分で行動するきまりになっています。もちろん障害の軽重によって違いはあり、移動だけとっても車椅子やカートを押…

アニマルセラピー、ブログセラピー

私がまだ若くて健康で、運命は自分で切り開くものだと思えた頃、「癒し」とか「癒される」などという言葉は大嫌いでした。 自分を強いと思っていたし、他から癒して貰わなくても充分生きていけるわ、と。 なんとまぁ傲慢で、人生を甘く見ていたことでしょう…

おいしいコーヒーのためのスクワット

三年前に脳梗塞を発症して左半身麻痺になりました。 幸運だったと思うのは痛みがないこと、利き手の右半身が健側だったこと、発症に気付いたのが早かったことなどです。 それでも退院までに書いたノートには幸運だけではなかった気持ちが残っています。 ーー…

これまでと今とこれから

(通っているデイサービスの陶芸教室で作った植木鉢カバー) ちょうど5年前に夫を喪いました。 その時に持っていたと思っていたものの殆どを失うか捨てるかしたら、 残ったのは子供2人と、ひーちゃんー本名を「みなもとのひろまさ」という黒斑猫くらい。やが…

帰還

(保護猫phoo) 5、6年前に立ち去ってからは振り返って覗いてみることもなかった はてなダイアリー 今 はてなブログに変えて 帰って来ました 傷だらけの身体障害者手帳と びびりの保護猫phooと 共に とりたてて話すこともないただの脚註のような あるいは終…