夜明けのスッテンコロリン ➖phooのレポート 救急車➖
レポーターのphooです。行儀が悪いというか、変な格好してますが、
7月12日木曜日の夜明けに、お母さんは転倒してこんな風に左足をいためました。
最初はそれほど痛くなかったようです。
とにかく病院に行くにもまだ早過ぎると、お母さんはベッドに腰掛けていました。
オイオイ、ええんかいと、僕はハラハラです。
お母さんはしばらく救急車について調べていましたが、まず#7119に電話しました。「脳梗塞の後遺症で左半身麻痺、2級の身体障害者ですが、さっき転倒して歩けません。この場合は救急車を呼んでもいいでしょうか?」
「ご本人ですか? もちろん、呼んでください!」
当たり前だにゃー。
それでもお母さんは、まだベッドに腰掛けたまま。友人のMさんや通所リハビリのH先生、ケアマネージャーのNさんに電話をかけていました。
「どこの病院に運んでもらうのがいいでしょうか?」
「J病院がいいんじやない?」
「でもまだ早い。早朝はかえって混んでて、何処へ送られるか分からないから、9時っ過ぎに」
まあ、左側が麻痺していて感覚が鈍いからか、痛みが感じにくかったからできた情報収集の時間でした。
そして9時過ぎに救急車のサイレンが聞こえてきて、3人の見知らぬ男性が入ってきたので、僕は窓辺に退散しました。
玄関で待っていたお母さんは、椅子のストレッチャーに乗せられて2階からおろされると、下に止まっていた救急車の中に消えて行きました。
お兄ちゃんも一緒に-----
それからお母さんには会えないままです。寂しいにゃー、寂しいにゃー。
お母さんもきっと、僕に会いたがっていると思います。分かるんです僕には!
それは、お母さんの服やカバンなんかにくっ付いた僕の毛が、テレパシーを送ってくるのです。
だから僕はまだまだレポートを続けます。お母さんと逢える日まで-----
次は、いよいよ病院に入院です。
ニャオ!(チャオのつもり)